六郷用水 徳川家康が作らせた(いまでは)素敵な散策路
東急多摩川線を降りて、線路沿いを沼部駅の方向に歩くと
中原街道の下をくぐる短いトンネルがあります。
「トンネルを抜けるとそこは雪国であった。」というのは川端康成の『雪国』でおなじみのフレーズですが、さしずめ「トンネルを抜けるとそこは春であった。」というのがしっくりくる雰囲気かもしれません、
個人的超オススメ桜スポット六郷用水跡 です。
六郷用水は、徳川家康の命により、多摩川左岸の六郷領地域の農業用かんがい用水路として開削されたそうです。当事は”次大夫堀”とも呼ばれました。
現在ではウォーキングコースとして地元の人々に愛されるちょっとしたスポットになっています。
水路は鯉がのんびり泳いでいます。
約400mほどに渡って桜並木と水路が続く、のどかな散策路です。
やはり桜が咲く頃は人の通りが多いですが、普段はそこまで人通りも多くなく、
お年寄りがベンチに腰掛けて休んでいるような牧歌的な小道。
近くにある桜の名所「桜坂」は毎年圧倒的な人出ですが、個人的にはこちらの六郷用水のほうが断然オススメです。
(きっと福山雅治さんも「六郷用水のほうが綺麗だったけど、、曲のタイトルとしてはやっぱ桜坂だよな~」とか考えていたかもしれません、、。)
昔の雰囲気をかもし出すかわいい水車。
人間だけでなく鳩にとっても憩いの場所のようです。
東急玉川線の多摩川駅~沼部駅間の短いけれど情緒ある散策路。
少しだけ江戸時代の雰囲気も味わえるかもしれません。
皆様もお近くに寄った際は是非、少しだけ遠回りしてみるのもオススメです。
ちなみに新緑の時期もとてもオススメです!